都市伝説!未確認生物の恐怖…カメルーンのモケーレ・ムベンベ
広大な自然が広がるアフリカ中部の多民族国家・カメルーン。
カメルーンと聞くと、サッカーをイメージする人も多いでしょうが、
この国には、ありのままの自然が生み出した様々な未確認生物の姿が…。
今回は、そんな未確認生物の噂の中から、2種類の生物をご紹介。
様々な目撃情報から推測されるその実態。
そして、そんな彼らに付きまとう、恐ろしい噂とは?
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けんちゃん
闇病み子
けんちゃん
今回は、豊かな自然と民族の多様性が色濃く残る国・カメルーンで
目撃されている未確認生物について取り上げていくんですけれども、
やみ子さんもその一種ですよね?
何よあんた!失礼ね!!!
闇病み子
けんちゃん
カメルーンは1960年に国家として独立しましたが、
未だ240もの言語の異なる民族が共存しています。
そんなカメルーンでは
様々な未確認生物の目撃情報が相次いでいるのです。
その中には、恐ろしい噂が付きまとうものも存在するので、
ご紹介していきます!
まず最初にご紹介するのは、呪いの恐竜として現地で恐れられている
巨大な未確認生物『モケーレ・ムベンベ』。
世界各地で目撃されている未確認生物
その恐ろしい生物達の実態とは・・・
呪いの恐竜 モケーレ・ムベンベ
古来より、カメルーンをはじめ、アフリカ中部のジャングルでは
「モケーレ・ムベンベ」という未確認生物がよく目撃されていました。
目撃した方々の話によると、その姿はまさに恐竜。
長い首に長い尻尾、巨大な胴体に体毛はなく、丸い形の足には3つの爪
が付いていて、体の色は灰色や茶色、赤褐色をしているなどの様々な声
が挙がっています。
さらに鼻息も荒く、地面に響くような低い声で吠えるその様子は、
まさに古代に滅んだはずの恐竜そのものだと言われています。
この『モケーレ・ムベンベ』という名前には「川の流れを止めるもの」
「巨大な動物」「半分神で、半分獣」という少し壮大な生物をイメージ
させるようなニュアンスが含まれています。
その為か、現地ではサイなど、怖い存在の生物なら何でも
『モケーレ・ムベンベ』と呼ぶ習慣があるのです。
闇病み子
けんちゃん
最初にモケーレ・ムベンベの目撃情報が記録されているのは1776年。
フランスの3人の聖職者によって3本指の足跡が目撃されており、
その中の1人は、どの動物とも違う「未知の巨大な動物」が草を食べて
いる姿を目撃したという報告をしました。
これが、モケーレムベンベに関して文献に残る最も古い記録になります。
そして、1913年にはドイツからカメルーンに派遣された探検隊によって
初めて『モケーレ・ムベンベ』という名前で、その容姿・性質の紹介が
されたのです。
さらに、その7年後1920年にはアメリカのスミソニアン博物館から
派遣された探検隊がモケーレ・ムベンベの足跡を確認。
吠えた声も確認したとの記録が残されています。
そんな、モケーレ・ムベンベには、こんな恐るべき逸話があるのです。
それは、『その肉を食べた者は…死ぬ。』というもの。
宣教師ユージン・P・トーマスが現地のピグミー族から聞いた話に
よると、かつてこのあたりの地域には1960人ものピグミー族が
生活しており、よく近隣の湖で釣りを楽しんでいたのですが、
この湖が他の水域と溝でつながるとき、そこを通ってモケーレムベンベが
湖に移動してくることが多々あったのだそうです。
この移動のせいで湖での釣りなどに悪影響を与えることも多かった為、
ピグミー族たちは溝をせき止め、モケーレ・ムベンベを足止めし、
槍で突き殺してしまったのです。
その後、このモケーレ・ムベンベの肉を食べたところ、
ピグミー族の多くの村人が死亡してしまったのです。
これは、果たして肉に猛毒が含まれていたのか?
それとも、モケーレ・ムベンベの呪いなのか?
この出来事以来、モケーレ・ムベンベに対しての恐怖心は大きくなり、
その存在を、白人など部外者に話すだけでも大きな不幸を呼んだり、
または死に見舞われるなどと言う噂がピグミー族の間で広まることに
なったのです。
他にも虹とともに現れたり、虹を呼ぶとも言われており、
どこか不思議な力を持つ『魔物』のような扱いの逸話も広がりました。
ちなみに、日本からもモケーレ・ムベンベの調査の為に探検隊が派遣
され、辺境作家の高野秀行率いる早稲田大学探検部が1988年に周辺で
約50日間、湖面を監視しましたが、その姿は確認できませんでした。
そして、高野氏曰く、この湖は水深が2メートル以下という非常に
浅瀬ということもあり、大型生物の生息は不可能ではないかとも
言われています。
けんちゃん
文献などでの記録は残っているとはいえ、
正直、その存在や逸話に関しては信憑性に欠ける部分が多いですね。
多くの村人が死んじゃったのに、理由が明確になってない所も
腑に落ちないわ。
闇病み子
けんちゃん
これは恐らく、カメルーンが呪いや妖術などの非科学的な力を強く信仰
する国である事も
モケーレ・ムベンベの様々な逸話が生まれた背景には
あると考えられます。
けんちゃん
続いては、絶滅したはずのサーベルタイガーの生き残りと
考えられている未確認生物『水ライオン』をご紹介します
絶滅種の生き残り 水ライオン
19世紀以降、アフリカ南西部で次々と目撃情報が相次いでいる
伝説の哺乳類「水ライオン」
非常にどう猛で現地では恐れられていると言うこの生物の習性は一体どのようなものなのしょうか
滑らかな砂面が美しく広がるナミブ砂漠。そんな砂漠地帯が広がる
アフリカ南西部に生息すると言われているのが伝説の哺乳類
「水ライオン」
昔から現地の人々の間で、半ば伝説としてささやかれていたこの生物に
ついて、初めて紹介したのは、ドイツの動物学者
インゴ・クルムビーゲル博士でした。
彼によると、水ライオンは大きな牙が下向きに生えている事が特徴で、
大まかな姿かたちはライオンとそっくりなのですが、
その鳴き声は明らかにライオンなどの猛獣とは違うものだったと
言われています。
性格は非常にどう猛で狩りを好み、その上、水ライオンは陸上であろうと水中であろうと構わず活動することができる為、ゾウやカバといった大型哺乳類すら襲って殺してしまったのだというのです。
実際に現地ではカバを追跡したものらしい水ライオンの大きな足跡や、
致命傷となる切り傷をつけられて絶命したカバの死体などが
次々と発見されていました。
そして、水ライオンの恐ろしいところは、必ずしも捕食のために
獲物を襲っているのではないらしい、という点です。
どういう事かというと、致命傷を負ったカバの死体の中には、
捕食したような痕跡が見られなかったものもあったのです。
つまり、ただただ襲うだけの目的でカバを殺してしまうほど、
非常に凶暴な生物と考えられており、
現地の人々は水ライオンを非常に恐れているのだそうです。
さらに、クルムビーゲル博士は、水ライオンの正体について、
「夜行性」で「大きい鋭い牙を持ち」「水陸両生でネコ科の生物」と
定義しました。
そして、信じられない事に、これらの条件に当てはまった生物は、
およそ10万年前に絶滅したはずの「サーベルタイガー」
だと言うのです。
しかし、この定義を覆すような目撃報告も挙げられています。
サーベルタイガーの全長は約2メートルだったとされているのですが、
1909年、イギリス人冒険家ジョン・アルフレッド・ジョーダンが、
ケニアで川の中に横たわる水ライオンらしき生物を目撃した際、
その全長は4メートル以上あったと言うのです。
さらに、頭はメスのライオンと同じくらい大きく、背中にはアルマジロ
のようなうろこがあり、なおかつ泳ぎに適した形の尾を水中で動かして
いたと言う報告が挙げられました。
このことから、水ライオンはサーベルタイガーの進化形態なのではないか
との考えもされているのです。
いまだに人跡未踏の地も多いとされているアフリカ大陸。
そこには、まだ我々が知らない、独特の形態を持った生物が潜んでいるのかもしれません。
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