【都市伝説】ゾディアック事件〜完全犯罪〜【未解決事件】

ゾディアック事件

完全犯罪によるいまだ未解決の連続殺人事件「ゾディアック事件」
史上初のマスコミ劇場型連続殺人と呼ばれたこの事件ですが、ゾディアックは世界中が驚愕する様々なパフォーマンスを行い、注目を集めました。
この事件の全貌とは?

ゾディアック事件 完全犯罪の先にある恐怖の世界とは…都市伝説

けんちゃん

はい、どうも、あるごめとりいのけんちゃんと
やみやみ子でーーす!

闇病み子

いや〜最近寒くなってきたわね〜

闇病み子

けんちゃん

本当そうですね
そんなみんなを私が抱きしめて温めてあげる
わたしがみんなをだきしめてあげないと、、、

闇病み子

けんちゃん

ありがた迷惑!

けんちゃん

今回は、完全犯罪シリーズ!
現在も未解決の「ゾディアック事件」を紹介していきます。
この事件は、狂気的な連続殺人事件で、それだけでも恐ろしいのですが、
犯人が行なった世間を弄ぶようなパフォーマンスが非常に派手で、
史上初のマスコミ劇場型連続殺人事件とも呼ばれてる事件なんです。

けんちゃん

ゾディアックが起こした4件の殺人事件
マスコミも巻き込んだこの事件の壮大な全貌とは…?

動画はコチラ↓

 

事件発生と一通の電話




物語の始まりは1968年12月20日。
アメリカ、カリフォルニア州にある有名なデートスポット、通称「恋人の道」で、17才の小年と16才少女の射殺体が見つかりました。
2人とも何も盗られた様子もなく、犯人の動機は全くの不明でした。

それから半年後の1969年7月4日。
最初の事件現場近くの公園で、またも事件が。

時刻は23時すぎ、2人の男女が車の中で会話を楽しんでいました。すると、突然一台の車が近づいてきたのです。そして、彼らの車の横に停車しました。すると、車から1人の男性が降りてきてなんと、、、突然発砲。

弾丸は女性に2発、男性に1発が命中。そして犯人はすぐさま逃走しました。

そして日付が変わり、7月5日午前0時4分。

ヴァレイホ州の警察署に、ある男から電話が。
男が低い声で一方的に喋った後、電話は切れてしまったのですが、
この電話で、男はこのように語りました。
「二つの殺人を報告しよう。コロンバス・パークウェイを東に1マイルほど進んだ辺りの駐車場で、茶色の車に乗った男女が死んでいる筈だ。凶器は9ミリのルガーだ。俺は去年もこんな連中を殺っている。あばよ」。

その電話をうけた警察は慌てて現場に急行。男が言った通り、そこには2人の人間が撃たれてぐったりしていたのです。

女性の方はすでに手遅れ、男性の方はまだ息があり、すぐに
病院に搬送。何とか一命を取りとめました。

そして生き残った男性から事情聴取をしました。
「年齢は25才から30才くらいで、背は高くも低くもなく、丸顔で髪はちぢれていて、太っていた」という証言からこの事件の犯人の見た目が大まかにですが判明したのです。

警察に電話するなんて馬鹿ね
自分から捕まえてくださいって言ってるようなもんじゃない?

闇病み子

けんちゃん

むしろ逆に、絶対捕まらない自信があったんでしょうね
なるほど〜

闇病み子

けんちゃん

まあ、やみこさんは、自分から気持ち悪がってくださいって言ってるようなもんですけどね
私のどこがきもいのよ〜〜(摑みかかる)

闇病み子

けんちゃん

全部!

一通の封筒と終わらない悲劇

この公園で起きた事件から1ヶ月後、警察と3つの新聞社に、
一通の封筒が届きました。

封筒には、汚い字で書き殴られた手紙が入っていたのですが、そこにはなんと、犯人しか知り得ない事件の詳細が記されていたのです。
そして、照準器のような、十字と丸を組み合わせた謎のマークが描かれていました。

また、この手紙には、さらに特殊な点がありました。
例えば誘拐事件など、犯人が手紙を送るというケース自体は他にもあります。その場合、可能な限り、自分の正体がバレるような情報は残さないようにするのが普通です。

しかし、この手紙には、差し出し人を書く欄に、名前が書かれていたのです。
その名前は、、、(タメ)「ゾディアック」。

これ以降、犯人の名前はゾディアックと呼ばれ、一連の事件はその名前を取って「ゾディアック事件」と呼ばれるようになりました。

そして、封筒の中には他にもさらに3枚の紙がありました。
それら3枚には、それぞれ内容の違う暗号文が書かれていたのです。
そして、犯人の手紙によると、この3枚の暗号を解読すれば、ゾディアックが誰なのかが分かるというのです。

さらに、この手紙を新聞に載せなければ、車で走り回って10人以上の人間を殺すと書かれていました。

脅しに屈した新聞社は要求を呑み、ゾディアックから届いた手紙と暗号文は公開されることとなったのです。

公開された暗号は一般市民はもちろん、海軍の暗号解読の専門家や、FBIが解読を試みましたが、中々思うような成果は挙げられず、解読は非常に困難を極めました。

一方で、殺人事件はこれで終わりませんでした。

数ヶ月後、第三の事件が起こります。
カリフォルニア州のベリエッサ湖畔で、あるカップルが食事をしていた時のことです。
彼らの元に、突如覆面をかぶった謎の男が現れました。
男は片手に銃、片手にナイフという装備で、「金を出せ!」と脅しました。
パニックになったカップル。彼氏は言う通りにお金を出しますが、男は
2人をロープで縛り、なんとメッタ刺しにしたのです。有無を言わせず殺害。

そしてこの事件もまた、ゾディアック本人と思われる人物からの電話で、
明らかになったのです。

その後、男はカップルの車に、第一の事件と第二の事件を起こした日付、
そして手紙にも書いていた謎のマークを書きなぐり、そのまま立ち去りました。
そしてその時、急いで駆けつけた警察が目にしたものは、カップルの車に書き殴られた第一の事件と第二の事件を起こした日付。そして、あの謎のマークだったのです。

この事件は、またもやゾディアック本人と思われる人物からの電話で、
明らかになったのです。
そしてその2週間後、さらに第4の事件が。
今度は、タクシーの運転手が、乗客として乗せた男に、後部座席から弾丸を
打ち込まれ、命を失ったのです。

この犯人は人の命を使って楽しんでるわね
完全にサイコパスよ

闇病み子

けんちゃん

ほんとその通りです。
事件はもちろんここでは終わらず、犯人はとんでもないパフォーマンスを
仕掛けてきます。

過激化するパフォーマンス

タクシー運転手がなくなった 第4の事件の10日後、再び警察署にゾディアックから電話がかかってきました。そこで、彼は、驚きの言葉を口にします。それは、、、
「自首することにした」

しかし、自首するにあたって、彼は条件を要求してきました。
その内容は2つ。「有名な弁護士をつけること、そして人気テレビ番組のトークショーに電話出演させること」というものでした。

警察はなんとこれらの条件を呑み、本当に有名な弁護士をつけて、電話出演させることにしたのです。

この時は、まだ誰もが半信半疑でした。いくらゾディアックといえど、さすがにテレビに出るのはありえない。

しかし、その予想は裏切られます。約束の時間に、本当にゾディアックから電話がかかってきたのです。

しかし、その電話の声は、いつもの調子とは違いました。いつものような野太くて低い声ではなく、まるでか細い少年のように、弱々しい声だったのです。
警察は即座に、「ゾディアック本人ではない」と断定しました。

そして、この事件はさらに予想外の方向に突き進みます。
その後、弁護士の元に、ゾディアックを名乗る人物から手紙が届いたのです。
その内容とは、このようなものでした。
「俺は自分から助けを求めることが出来ない。俺の中のもう一人のあいつがそうさせてくれないからだ。だんだん自分にブレーキをかけられなくなっているのが分かる。そのうちブレーキが壊れて、9人目、10人目を殺してしまいそうだ。助けてくれ。俺は溺れかけている。」

この手紙は、スペルがひどく乱れていました。そしてその内容も相まって、
「精神状態が異常である」ことがうかがえるものでした。

そして、ここから7年にわたり、ゾディアックは警察に手紙を送り続けます。一方で、警察はゾディアックの尻尾をつかめないままでした。彼の逃走劇は誠に見事なものだったのです。

そして、1978年、またもゾディアックから手紙が届きます。そして、これが最後の手紙となりました。
そこには、「これまで37人の人間を殺した」という内容が書かれていました。
しかし、警察がゾディアックのものと断定できる事件は4件。そして、死者は5名。
この「37人」という数字は、真実なのでしょうか?はたまたゾディアックの名を語る別人によるデマなのでしょうか?真実は未だ闇の中。現在2019年も引き続き捜査は行われています。ですが、1969年の第二の事件の時で、ゾディアックは25〜30才。ならば、今は75〜80才であり、すでに亡くなっているというのが大方の見方です。

こんだけ自分から情報を出しているのに、結局今になっても捕まってないってすごいわね。

闇病み子

けんちゃん

本当そうですよね。でも、4件の事件を起こして5人を殺害してるクソ野郎ですからね。裁きを受けないでのうのうと暮らしてたって許せないですよね。
もしまだ生きてるのなら捕まって欲しいわ

闇病み子

けんちゃん

そのためにも、暗号を解くしかないですね
あれ?結局この暗号って誰も解けなかったの?

闇病み子

けんちゃん

いい質問ですね、そうなんです、やみこさん。最後に紹介するのは、この暗号解読の顛末です

暗号解読




未だ未解決のゾディアック事件ですが、ゾディアックの手紙を信じるならば、彼が送ってきた暗号を解読すれば、彼を逮捕できるはずです。

ゾディアックから暗号が届いた後、新聞社は彼の要求を呑み、この暗号を手紙と併せて新聞に掲載したため、暗号は、多くの人の目に触れることとなりました。

そしてその結果、なんと遂に解読者が現れたのです。

解読したのは、高校で歴史と経済を教えるドナルド・ジーン・ハーデン
という男性と、その妻でした。

夫婦は、まず暗号の種類を分析しました。その結果、換字法と呼ばれる種類の暗号であると推定したのです。換字法とは、元の文章を、一文字、あるいは数文字単位で別の文字や記号に置き換えるという方法です。これは置き換えのルールさえ見抜けば、ほぼ確実に解読に成功できます。

具体的にはどういうことでしょうか?例えば、「50音を頭から順に数字で置き換える」というルールであったとしましょう。「あ」=「1」、「い」=「2」、「う」=「3」といった形です。
このルールに従えば、「あるごめとりい」は、「141103420402」という風に暗号化できるわけです。

ドナルド夫婦は、どのようなルールで置き換えられてるのか、あらゆる角度から分析しました。しかし、この方法では芳しい結果は得られませんでした。
それもそのはず。暗号には、55個と、非常に多くの記号が使われており、解読は極めて難解であったからです。

解読の兆しが見えない夫妻は、次の手段を取ります。それは、原文仮定法というものでした。

これは、犯人の性格などから、暗号文を解読して現れる元の文がどういうものかを仮定し、そこから暗号のルールを考えるというものです。

これまで暗号文から考えていたのを、原文からに変えるというのは、アプローチを180度変更するということです。

そして、この作戦は成功。遂に、暗号の解読に至ったのです。
その内容はこのようなものでした。

「人間は一番危険な動物だ。
俺の名前は言わない。言えばお前たちは、将来、俺が生まれ変わった世界のために、今やっている奴隷狩りを邪魔するか、やめさせようとするからだ。」

結局、犯人解明につながるヒントは得られませんでした。

しかも、実は夫妻が解明できたのは、全748文字中の480文字。残りの308文字は、分からずじまいだったのです。
後半に事件解決につながる手がかりがある可能性もあるんです。

そして、この残りの暗号は、現在も不明であり、未だ多くの人が挑戦していますが、ことごとく返り討ちに遭っているのです。

だれか全て解読して早く捕まえてほしい

闇病み子

けんちゃん

そうですね
みなさんが気になる、解読された内容なんですが、あまりにも残酷な文章でYoutubeには乗っけられないので、気になる方はご自分でしらべてみてください!

動画でゾディアック事件を観てみる↓

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