【都市伝説】死体と共にすごす民族〜トラジャ族〜

都市伝説!意味が分かると怖い写真

けんちゃん

はい、どうも、あるごめとりいのけんちゃんと
夏の終わりの、やみやみ子でーーす!

闇病み子

けんちゃん

まだまだ暑苦しいな!

けんちゃん

今回は「意味が分かると怖い写真」シリーズ

 

けんちゃん

今回は、インドネシアの意味が分かると怖い写真をご紹介していきます。

少しショッキングな写真なので、注意してご覧ください。

動画で見る↓

トラジャ族とは・・・

世の中には一見何の変哲もないように見えて、
本当の意味が分かると背筋が凍る数多くの写真があります。

それではさっそく、その写真がこちら。

パッと見ただけでも不気味なこの写真。

何を意味しているかおわかりでしょうか。

左端の若い男性と一緒に写っている正装をしたこの2人、

実は…『遺体なのです』

このゾッとする写真の背景には、一体何があるのか?

彼らはインドネシアで4番目に大きな島・スラウェシ島に住む

「トラジャ族』。

高床式倉庫と神社を足したような見た目の伝統的家屋「トンコナン」に

家族全員で住んでいたり、文字を持たない音声言語である「トラジャ語」

を使っていたり、最も価値の高い財産として「水牛」を扱うなど、

彼らは古来の独特な文化が未だに残る少数民族です。

そして、この写真に見られる独特な文化が生まれた歴史的背景とは?


トラジャ族の起源

トラジャ族はその昔、今のベトナムあたりから海を渡ってスラウェシ島に

やってきたと言われていますが、彼らが渡来した頃、この島には既に、

「戦う以外寝ている」と言われた争い好きな「マカッサル族」、

豊かな穀倉地帯に恵まれ商売センスに長けた金持ち民族「ブギス族」の2つの民族がすでに住みついていました。

そして彼らに追われたトラジャ族がたどり着いたのが、トラジャの地を意味するタナ・トラジャでした。

それから19世紀頃まで外界と全く交流することなく静かに暮らし、

独特な文化を育み続けました。

 

16世紀になるとスラウェシ島は、ヨーロッパとの香辛料貿易が活発になり、その富を背景にマカッサル族やブギス族が建設したゴワ王国が繁栄します。

しかし、17世紀半ば、オランダが進出してくると、ゴワ王国はその支配権を奪われ、植民地になってしまいます。ただ、その時のオランダはトラジャ族が住む山間部までは支配の手を伸ばしませんでした。

 

1900年頃までトラジャ族は外来文化や侵略の影響を受けずにいました。

しかし、しばらくするとインドネシアのイスラム化が進行し、

1905年、彼らの団結を恐れたオランダが

トラジャ族の暮らす中央山岳地帯に支配の手を伸ばすまでの長い間

外界との関わりを持たなかったトラジャ族は伝統的な文化や習慣が色濃く残ってきたと考えられます。

そんな彼らが守り続けた独特な文化の一つ。

それが、「死者と一緒に暮らすこと」なんです。

 

彼らは家族が死んでもすぐに火葬にしたり、埋めたりせず、

ときには死後1年以上もの期間、

家族の遺体を家の中に寝かせたり座らせたりして、まるでまだ生きているかのように家族の一員として暮らします。

トラジャ族の場合、このような同居期間を経ることによって、

家族は死者の死を受け入れていく事が出来るとも言われています。

トラジャ族は「死」について独特な考え方を持っているのです。

 

死者と共に暮らすトラジャ族の風習は、何世紀も前から続いていますが、

死体との同居は、腐敗臭など生活に支障をきたさないのか?
という一つの疑問が浮かんできます。

 

かつては特殊なハーブを遺体にこすりつけることで遺体の腐敗を

遅らせたりしていたのです。

また、現在ではホルマリンで防腐処置をするなどして死体の腐敗を

抑えているおり、

死体を「ミイラ化」させることによって、

同居を可能としているのです。



そしてミイラ化した死者はまるで「病人」のようにケアされ、

毎日、食事を用意されたり、定期的に洗体や着替えもさせられます。

喫煙者にはタバコも与えるなど、決して独りにされることありません。

 

この写真はまさに、遺族が死者のケアをしてあげている

いつも通りのトラジャ族の風習を写した写真なのです。

私はけんちゃんと一緒のお墓に入りたいわ♡

闇病み子

けんちゃん

えーと、ごめんなさい(真顔)

 

けんちゃん

そもそも、なぜ彼らは死者をすぐ埋葬せずに一緒に暮らす事を選ぶのか?

それは、「大切な家族を盛大に天国に送ってあげる葬式を行うため」

なんです。

トラジャ族にとって葬式は、故人の人生最大のイベントであり、

村中の人たちが参加する祭のような盛大なイベントなんです。

 

そんな葬式は約3日間かけて行われる事が多く、町全体を巻き込むような

会場で、水牛や豚、やし酒などを集まってくれた人々に振舞いながら、

たくさんの人たちで故人を大切に弔います。

 

また、葬式に使われた水牛の数が多いほど天国に早く行けると言われて

おり、その数が故人の社会的地位を示す指標としても見られています。

なので、家族は葬式のために高価な水牛を何頭も用意するのです。

 

それだけに、葬式には巨額の費用がかかってしまい、

用意するためには、かなりの時間を要してしまうのです。

そこで、家族が葬式のための資金を貯めるまでの間、

死者は家族と同居しながら待っているのです。

 

つまり、この写真は、

家族を思う気持ちを、トラジャ族なりに表した

愛に溢れた一枚なのです。

けんちゃん

そう考えると優しい民族ですよねトラジャ族って

動画で見る↓

 

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