動物によって育てられた子ども達【都市伝説】

動物に育てられた子ども達

けんちゃん

はい、どうもあるごめとりいのけんちゃんです。
はい、どーも、
やみ、やみあーあああーーーーーーーーーー!!!

闇病み子

けんちゃん

というわけで今回はターザンのような野生児がテーマ!
「動物に育てられた人間」です!!!

けんちゃん

なんらかの原因により人間社会から隔離され、動物に育てられた人間のことを野生児と言います。動物に育てられた人間というと、ジャングル・ブックやターザンといった物語が有名です。これらターザンは作り話ですが、実際に野生動物に育てられた人間は、多数実在しているんです。

今回はそんな動物に育てられた野生児の事例の中でも特に珍しい例を紹介していきます。

実在した、動物によって育てられた人間
そんな彼らの生態とは…
動物社会で育った彼らの末路とは・・・

動画で観る↓

消息不明の狼少年



最初に紹介する事例は、ロシアで発見された狼少年「ライカ」です。
狼少年の「ライカ」は2007年、ロシアにあるカルーガ州の深い森の中で葉っぱや枝で作られた狼の巣にいるところを地元民に発見され、警察によって保護されました。狼によって育てられていた彼は、足の爪は伸び鉤爪のようになっており、噛まれたらひとたまりもないほど危険な鋭い歯を持っていました。また、食事を与えた際は動物のように手を使わず口でむさぼり食ったといいます。当時の彼を見た警察によると「地元民にとって明らかに危険な存在。」「狼の典型的な癖や仕草をしていた。」と語られています。

発見当初、「ライカ」は10歳ぐらいに見えましたが、病院の検査によるとその年齢よりもずっと上であると推定されました。また知性を持ち合わせているようにも見えたのですが、ロシア語も含めどんな言葉も話すことはありませんでした。つまり彼は10年近く野生で暮らしてきたのです。それは彼が10年近く野生で暮らしてきという事実を物語るものでした。

病院で検査を受け、社会復帰するはずだった「ライカ」は、保護された翌日、警備員の目を盗み、病院から逃げだしてしまいます。
じつは現在でも再発見には至っておらず、いまだにロシアの森の中で暮らしていると考えられています。

病院の担当医によると、彼に対する全ての検査は終わっておらず、シャワーを浴びせ爪を切ったことと、簡単な血液検査しかできなかったそうです。そのため、彼が野生に戻ったことで、物理的な危険性の他にも、ウイルスや伝染病の感染源になる危険性があると語っています。

けんちゃん

10年も野生で暮らしていたら、逆に人間の生活に馴染む方が大変かもしれないな
ありのまま生きるのがいいかもね、私みたいに
逃げ出したライカちゃんこないだ楽しそうにネコバス乗ってるの見たわよ

闇病み子

けんちゃん

トトロか!
ええ、いいな楽しそうで

野良犬に育てられた少年

続いて紹介する、「トライアン・カルダラー」という少年は野良犬に育てられ、2002年にルーマニアのブラショフというところの森の中で発見されました。

なぜ、彼が野生児になってしまったかというと、実はこの少年、4歳までは人間の両親から育てられていました。しかし、彼の父親は家庭内暴力がひどく、それに耐えかねた母親は家を出て行ってしまいました。その後、彼も暴力に耐えきれず、家を逃げ出したのです。

父親の暴力と母親からも見捨てられたトライアンはそこから3年後、7歳でルーマニアのブラショフで発見されました。
発見当初ダンボールをシェルター代わりにしていましたが、くる病、血行不良、負った傷から感染症になっていました。さらに彼は栄養失調で3歳児ほどの体格しかなかったと言われています。

発見者によると、彼のそばには犬の死骸があり、野良犬に育てられていたものと考えられました。よほど食べるものに困っていた彼は、その野良犬の死骸の肉を食べてどうにか生き延びていた状態でした。

トライアンはすぐに保護されましたが、野生の暮らしが長かったためか、当時はベッドの上ではなく床で寝たがったり、異常なまでに食べ物を欲しがり、食べ物をもらえないと怒りっぽくなったそうです。

その後2007年には、トライアンは祖父に保護されることになり、小学校の3年生のクラスに入れるほどの人間らしい生活を取り戻しました。
彼は学校のことを訊かれると、「絵を描いたり、遊んだり、読み書きを覚えたりしていて、おもちゃもたくさんあり、食べ物もおいしくて気に入っている」と答えたということです。

けんちゃん

犬とか狼は人間との相性がいいんですかね?
それにしてもいきなり人間社会に適応するって子どもってすごいわねえ

闇病み子

けんちゃん

続いて紹介するのは猫によって育てられた人間です

猫に育てられた赤ん坊

2008年アルゼンチンのミシオネス、クリストキング地区の運河近くにて、8匹のヤマネコに育てられている生後1歳の男の子が警察官により発見されました。

発見した警察官の話によると、ヤマネコが排水溝付近で集団で寄り添っている姿を見かけたので、めずらしいなと思い近寄ってみると、その中心には人間の男の子がおり、ヤマネコたちが皆でその男の子を舐めあっていたそうなのです。
医師の話によると、冬に発見された男の子が厳しい寒さの中、無事生きながらえたてのは、ヤマネコたちがこの男の子のまわりを囲み暖めてあげていたからで、そうでなければ寒さでとっくにこの男の子は死んでいたかもしれないとのことでした。
その他にもヤマネコたちは持ってきた残飯を男の子に食べさせたり、体をペロペロと舐めてあげていた姿も目撃されていたそうです。

その後、男の子の父親を無事見つけることはできたのですが、一般的な家庭ではなく父親はホームレスだったのです。父親曰く、ダンボール集めをしている最中に気付いた時には子供はいなくなっていたということでした。また、男の子がいなくなる前からヤマネコたちは男の子に非常に感心を持っていて、この子を守るようなそぶりをみせていたと語りました。

なぜこのようにヤマネコが人間の男の子を大切に育てていたかというと、イギリスの動物保護団体の話では、猫や犬の暖かいものに集まる習性と猫の群れは身ごもった母猫に餌を集める習性によるものではないかといいます。
ヤマネコたちは暖かいこの男の子を身ごもった母猫のように思いみんなで世話をしてのではないでしょうか。

けんちゃん

やみこさん、次に紹介する人間を育てた動物はなんだと思いますか?
結構、珍しいパターンです!
んー、、、カッパ?

闇病み子

けんちゃん

こえーわ

ダチョウに育てられた少年

動物に育てられた人間の中でもかなりレアなケースとして、ダチョウに育てられた「ハダラ」という少年がいました。

20世紀初頭、ネムダイ族という民族の少年「ハダラ」は6歳の頃、サハラ砂漠で迷子になり、両親と離れ離れになってしまったそうです。ネムダイ族は移動民族ということもあり、家族もハダラを探すことができず、少年は砂漠の真ん中で立ち往生していました。

そんなとき、目の前にあるダチョウの巣ある大きな卵を見つけ食べようかどうか悩んでいたところ、いつのまにか親のダチョウ が戻ってきてしまったのです。しかし、ダチョウは彼に気づいても特に警戒する姿を見せず、彼とダチョウは一緒に暮らすようになったのです。

少年は、ダチョウが食べていた雑草や昆虫なども食べるようになり、その生活に適応していきました。また、一方でダチョウも少年が群れから外れそうになると足を止めて待ってくれるなど、ダチョウも彼を仲間の一人として認識していたようです。このようにして、なんと10年にも及ぶ長い期間をダチョウとともに暮らしたのです。

その後救助されたハダラは人間社会に復帰し結婚して子供を持つようになりました。子供たちにダチョウとの奇妙な体験を伝え、2000年にはハダラの息子アフマドゥが語った父の物語を、スウェーデンの作家モニカ・ザックが執筆し出版しています。

けんちゃん

最後に紹介する事例は、2017年のかなり最近見つかった野生児についてです!
え!?私のことじゃないわよね!!

闇病み子

けんちゃん

だとしたらこえーな、おい(普通のテンション)

猿に育てられた少女



2017年、インド北部ウッタルプラデシュ州の森で少女が見つかったのです。少女は森林管理の担当者が発見し、その時にはサルのグループと一緒で、衣服を着けてない上に四足歩行し、人間に向かってキーキーとほえるようなしぐさもみせたのです。保護しようとしても猿の猛攻により断念。その後連絡を受けた警察が猿の攻撃を受けながらも何とか引き離すことができたといいます。

少女は病院に収容されましたが、最初の頃は与えられた食べ物は食器も使わず床で素手で食べ、トイレの使い方さえもわからなかったそうです。
保護されてからしばらくすると、少女は人間らしい振る舞いを回復してきいきました。しかし、病院の診断によると精神と肉体に障害があることが判明したのです。

この少女について、イギリスのガーディアン紙は「家族は面倒を見たくなかったというのが真相だろう」とする人権活動家の見解を報じました。背景には、女児より男児を好む一部風習や、障害を持つ子供に対するインド政府の援助の貧弱さがあると指摘したのです。
また、タイムズ・オブ・インディアというインド国内の新聞も「サルと生活する少女発見」と報道し、事件はインドで大きな注目を集めました。
すると、同じウッタルプラデシュ州内の45歳と35歳の夫婦が、なんと、、、「少女は自分たちの10歳の娘だ」と名乗り出たのです。

イギリスのインディペンデント紙などによると、夫婦は少女が発見される1年前に、混雑する市場で買い物中、ほんの少し目を離したすきに娘を見失ってしまったと語り、そして娘は精神的に安定しないところがあると証言しました。

夫婦は娘がいなくなった翌日、警察に捜索願を届け出たのですが受けつけてもらえなかったそうです。仕方なく自分たちでビラをつくって張り出すなどして捜したのですが、手がかりを得られず、誘拐されたか亡くなったものとして希望を失いかけていたと言います。
夫婦曰く「私たちが警察を訪ねるたびに、『助けてほしければ金をよこせ』と言われた。どの警察官もとりあってくれなかった」と話しています。
夫婦はそんな中、少女の発見を伝える報道を見て自分たちの娘だと確信し、収容されている福祉施設をたずねて面会をしました。父親は「娘がどうして森にいたのか、どうやって生きてこれたのかも全くわからない」と話していたが、少女とじっと見つめ合い、娘であると確信したようでした。しかし、それに対し少女を保護した施設側では、面会の際に少女が「父親」に反応しなかったとし、引き渡しには正式な親子関係の確認をしなければならないと判断しました。
さらには、親子関係を証明するDNA検査のために、またしてもお金が必要であると訴えているそうです。

けんちゃん

お金がないと捜索してもらえなかったり、育児放棄だったり、悪い大人が背景にあるのはちょっと悲しい事実でしたね…
普通にしてたら、野生動物に育てられるなんてありえないわよね

闇病み子

けんちゃん

たしかに、普通にしてたら病み子さんみたいなのも生まれないのと同じですよね
は?

闇病み子

動画で観る↓

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