恐ろしいダークウェブの世界。そこには、表の世界には出てこない危険な
動画やサイトが。そんなダークウェブに足を踏み入れた人々には、身の毛がよだつ、戦慄の体験談が。
けんちゃん
闇病み子
けんちゃん
これまで、ダークウェブにある怖い動画やサイトを紹介してきましたが、
今回は趣向を変えて、実際にあったダークウェブにまつわる恐怖体験です
けんちゃん
そこに待ち受けていた、身の毛もよだつ恐怖体験とは?
人体実験サイト
ダークウェブには、このチャンネルでこれまで紹介したもの以外にも、
様々な危険なサイトで溢れています。
その中でも、ひときわ危険なのが「人体実験サイト」。
あまりにも過激なのでここでの紹介は避けますが、
命を失う危険のある実験のレポートが、動画で公開されているのです。
事件は、ある男性ジョンが、ダークウェブに興味を持ち、色々なサイトを閲覧して回っている時に起きました。
ジョンは偶然、この人体実験サイトに辿り着いてしまったのです。そして、
そこにある、人の命をもてあそぶような実験の数々に、彼ジョンは怒りを
覚えました。
彼は正義感から、サイト管理者にメッセージを送ったのです。
「このサイトを警察に通報する」
管理者へのメッセージなどは、大抵スルーされるものなので、
ジョンも、返信は期待していませんでした。
しかし、ある日闇サイトの管理者から返事が来ていたんです。それは、思いも寄らない内容でした。その内容とは・・・
「君の名前はジョン・ウィリアムズだね。住所はトロンゴ州だね」
もちろん、個人情報を教えたわけではありません。にも関わらず、
サイト管理者は、名前と住所を特定してきたのです。
驚いたジョンは、とっさの判断で、「それは間違っている」と答えました。
すると、その後に来た返事には、なんと番地まで記載されていたのです。
そもそもなぜジョンは住所の特定がされてしまったのでしょうか。
けんちゃん
必要になります。
これは通信を保護するためのソフトで、サイトにアクセスするまでにいくつものサーバーを経由する事で通信を複雑化して匿名化を行うソフトなのです。
そもそもダークウェブは、「匿名で利用できるインター
ネット」というスローガンのもとに作られています。
そのため、このTorなどのソフトを使えば個人情報が奪われる心配はないはずなのです。
しかし、実はこのTorというソフトには脆弱性があり、特定のハッカーや技術者ならば通信者のIPアドレスや個人情報を入手して、ハッキングする事が可能だったのです。
今回のジョンのケースもそのようなTorの脆弱性によって、住所がバレてしまった可能性があるんです。
闇病み子
けんちゃん
があると、行動に起こしたくなっちゃいますから
病み子さんは許せない事ってありますか?
闇病み子
けんちゃん
ブラックページ
ダークウェブには、先ほどの「人体実験サイト」のように、危険かどうかが分かりやすいものもあれば、一目見ただけではよく分からないサイトが
あります。そして、そういうところにこそ、本当の恐怖があるのです。
その一つが「ブラックページ」というサイト。
ある男性マイケルが、ダークウェブでネットサーフィンをしていたところ、このブラックページに辿り着きました。
そのサイトは、黒の背景に、赤と黄色のリンク集が貼られているだけの、非常に気味の悪いサイトでした。
「これらのリンクは一体どんなサイトに繋がっているのだろうか。」
愚かにも、好奇心を持ってしまったマイケルは、まず赤い文字のリンクを
辿っていきました。
すると、どのサイトも、「殺し屋の紹介サイト」のような、明らかに犯罪が絡んでいるものばかり。
怖くなったマイケルは、赤文字のリンクはやめて、黄色の文字のリンクをクリックすることに。
そうして出て来たのは「秘密結社のチャット」というサイトでした。
殺し屋の紹介などよりは危険性が低そうだと判断して、チャットルームに
入ってみることに。すると、なぜか、次の画面に行くためのデータの
読み込みが、異常に長いのです。異変を感じつつも、ネットの調子が悪いのだろうぐらいに軽い気持ちでいました。
そうして時間がかかってようやく次の画面へ。そこに映っていたのは、、、
暗い部屋からこちらを凝視する、仮面をつけた男性だったのです。
そして、さらなる恐怖がマイケルを襲います。
パソコンには、なぜかマイケルの顔も表示されていたのです。
どうも、画面の向こうにいる仮面の男性が、遠隔操作でPCのカメラを操作していたために表示されたようでした。
怖くなった男性マイケルは画面を閉じようとします。しかし、肝心の「閉じる」ボタンが表示されないのです。さらに、強制終了も効かない状態に。
慌てていると、仮面の男性のものと思われる声が聞こえて来ます。
「俺にはお前の姿が見えている。お前はマイケルだろ?」
マイケルは恐怖に震えながら、パソコンの電源スイッチを長押し。パソコン自体を強制終了させることで、ようやくこのサイトから逃げることに成功しました。
事件はこれで終わりません。
2週間ほどたったある日のことです。男性マイケルの元に1通の手紙が。差出人の名前はなし。不審に思いながら、とりあえず読んでみることに。そこには
「2度と戻ってくるな」
とだけ書かれていたそうですんです。内容自体は、少し優しさすら感じるもの
ですが、問題は、手紙が届いているという事実です。
考えられるのは、長かったデータ読み込みの最中に、ハッキングを受け、データを乗っ取られた可能性が高いです。
けんちゃん
危険な目に遭わないといいけど、、、
闇病み子
けんちゃん
闇病み子
けんちゃん
けんちゃん
闇病み子
けんちゃん
というわけではないんですよ
闇病み子
けんちゃん
危うく命を落としかけた、ある女性の悲劇です
ブラック・デス
2017年7月17日。この日、ロンドン在住のポーランド人男性、ウカシュ・パヴェウ・ヘルバが、誘拐と監禁の容疑で逮捕されました。
被害に遭ったのは、イギリス人のクロエ・アイリング。モデルをやっている
20才の女性です。
誘拐されたのが有名人ということもあり、イギリスではかなりの大騒ぎと
なりました。事件の内容もさることながら、犯人のヘルバが逮捕後に語った言葉は、全世界に衝撃を与えることとなりました。
ヘルバが語った言葉、それは、、、「私はブラック・デスの一味である」。
ブラック・デスとは、存在が都市伝説的に噂されている闇の犯罪集団です。その主な活動の場はダークウェブ。彼らの活動内容は、女性の誘拐と販売。
組織は、女性を誘拐し、ダークウェブ上のオークションサイトで販売して
いたのです。
非常に罪深い組織ではありますが、本当に存在するかどうかは、ずっと不明でした。そんな中、ヘルバ容疑者の発言により、ブラックデスが実在するということが明らかになったのです。これは、全世界に大きな衝撃を
与えました。
けんちゃん
組織が、実在することが証明されたわけなんですね。
闇病み子
けんちゃん
けんちゃん
関わりのない人生を送っていました。にも関わらず、不運なことに、
ダークウェブを舞台とする犯罪に巻き込まれてしまったのです。
では実際、クロエ・アイリングはどのような被害にあったのでしょうか。
クロエ・アイリングの悲劇
事の始まりは2017年7月11日、舞台はミラノ。今回被害者となったモデルのクロエ・アイリングは
モデル写真の撮影のため、クライアントに指定されたアパートの一室を訪れました。
しかし、そこにいたのは、二人組の男でした。
その内の1人、黒い手袋をした男が突如、背後から口をふさいできたのです。そして、もう1人の帽子を被った男が、麻酔薬「ケタミン」を右腕に打って
きました。
意識が朦朧とするアイリング、抵抗できないまま黒い袋に入れられ、そしてそのまま意識を失ってしまったのです。気がつくと、手首と足首には手錠、口をテープで塞がれた状態で、車のトランクに押し込められていました。
その後、人里離れたアルプス山脈の山小屋に連れて行かれ、手錠のまま
一週間ものあいだ監禁されることになったんです。その間、明らかに人体に害がありそうな怪しい薬を投与されたり、
強制的に写真を撮られたりと、非常に悲惨な目に遭ったのです。
監禁中、ヘルバ容疑者は、アイリングの所属事務所に対して、
身代金30万ドルを要求。支払わなければネットオークションで売り出すと脅しました。
しかし、ここから事件は一変します。
7月17日、ヘルバ容疑者は、突如アイリングを連れて、車でミラノの
英国領事館まで移動。そこで、アイリングを車から降ろし、解放しました。その際、ヘルバ容疑者は、駆けつけた警官に逮捕されました。
非常に残忍な犯行に及んだヘルバですが、なぜ急にアイリングを解放したのでしょうか?
このことに対して、ヘルバは次のように語っています。
「間違って誘拐した。アイリングは若い母親だ。そういう人はどんな状況にあっても誘拐されるべきではない」
闇病み子
けんちゃん
けんちゃん
しないという厳格な掟があるのです。
けんちゃん
ブラックデスの捜査
「ブラック・デス」は女性の誘拐・販売を行っている恐ろしい組織なわけですが、
販売するということはつまり、需要があるわけで、ダークウェブ上では、
出品される度に、熾烈なオークションが繰り広げられています。
調べたところ、過去には、サイトに鎖で繋がれた女性の写真が掲載されたところ
オークションは盛り上がり、11万5000ポンド、日本円にして約1670万円で落札されたこともあるそうなんです。
「ブラック・デス」とそれに関わるオークション参加者たち、非常に残忍で大規模なこの犯罪は、絶対に野放しにしておくわけにはいきません。
しかし
一方で、これまでは存在の真偽が不明だったため、本腰を入れて捜査されることはなかったのです。
ですが、先程のクロエ・アイリング誘拐事件の一件で存在が明るみになったことで、欧州刑事警察機構であるユーロポールなど、各国警察はその捜索に全力を注ぐことを決意しました。
そして、これまでの捜査の中で、最も組織に近づけたのは、
ジャーナリストのジョゼフ・コックスでした。
彼は、ニュース記事や画像のリンク・テキストを投稿できるサイト
「Reddit」で、偶然にも「ブラック・デス」が運営する組織のリンクを発見しました。そこで彼は、顧客を装い、オークションに参加したいという旨のメールを送りました。
すると返信が。
「あなたは誰ですか?私たちについてどのように知っていますか?誰が私たちのことを教えましたか?」
コックスは、「本当の購入希望者は別にいて、自分は、その人とあなたたち組織のビジネスを取り持つ仲介人である」と返しました。
ですが、それを受けた組織の返信にはこう書いてありました。
(タメ)
「惜しかったな、ユーロポール」
ブラック・デスは非常に頭の切れる組織です。各国警察の捜索も虚しく、
依然として逮捕には至っておりません。非常に恐ろしい話ですが、きっと
今もどこかで、女性が誘拐され、ダークウェブ上でオークションにかけられているのです。
けんちゃん
自分には関係ないと思ってなんとなくネットサーフィンをするだけでも、ダークウェブで暗躍する卑劣な組織の事件に巻き込まれる危険性があるので!
闇病み子
けんちゃん
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